数学3
のバックアップ(No.4)
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数学3
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1 (2007-10-25 (木) 14:58:41)
2 (2007-11-09 (金) 01:43:28)
3 (2008-01-31 (木) 21:05:09)
4 (2008-02-01 (金) 00:30:09)
5 (2008-02-01 (金) 09:13:12)
講義日程-2007年度冬学期
数学3
†
担当:伊藤 伸泰 准教授
1.5単位
物工:限定選択
数理:限定選択※
システム:限定選択C
13:00-14:30 工学部八号館 82講義室
教科書なし
講義ページ
詳しいレジュメあり
で定義された2乗可積分の空間
は無限次元であることを示せ。
各要素が直交する無限列があればよい。
が直交無限列。証明略。
とする。
が
の元であることを示せ。
それぞれが2乗可積分であることを示せばよい。証明略。
のノルム
を求めよ。
定義に従って
を計算。値は
と
の内積
を計算せよ。
定義に従って
を計算。値は
を
なる実数とし、閉区間
を考える。
に対して
と定義する。ここで
は
の導関数を表す。
は
のノルムであることを示せ。
ノルムの公理は、非負性、同次性、三角不等式と、外が0なら中も0の公理。順に試せばよい。
三角不等式以外は明らかに明白で自明である。
三角不等式については、
についての三角不等式から。
は
の閉部分空間であることを示せ。
部分空間になっていることは明らか。
は
の閉集合なので、
が連続写像であることを示せばよい。
となる
の列について、
から
よってこの写像は連続。
連続写像での閉集合の逆像は閉集合。よって
は閉集合。
で
はノルムであり、
と
とは同値であることを示せ。
がノルムになっていることの証明は略。
この2つのノルムが同値であるとは、ある正数
をとって、
任意の
について
を成立させることができればよい。
左側の不等式は自明。
右側の不等式、
を示す。
平均値の定理から、任意の
に対してある
が存在し、
が成立。
絶対値をとって、
よって、
とすればよい。
有界な数列
全体を数列空間と呼び、
と書き表す。
は
のノルムであることを示せ。
非負性、同次性、「外0⇒中0」は自明。
三角不等式について、
を示す。
任意の正数
について、ある
が存在し、
は任意に小さくできるので、
が成立。
がバナッハ空間であることを示せ。
の任意のコーシー列
について、
を固定した
もコーシー列になることを示せば
実数のyambi性に帰着できる。
任意の正数
に対して、ある
が存在し、
任意の
について
が成立する。
なので
を任意に固定した個々の
もコーシー列で、収束先
、
が存在する。
とする。
関数
を、
で連続な関数とし、線形作用素
を
とする。
この
は有界作用素、すなわち連続作用素であることを示せ。
は有界閉区間で連続なので有界。最大値が存在する。
両辺積分して平方根をとれば
線形作用素
を
と定義する。
この
は有界作用素ではないことを、関数列
の
および
を計算して示せ。
、
をヒルベルト空間とする。線形作用素
およびその逆作用素
が有界作用素であれば、
の共役作用素
について、
であることを示せ。
両辺の共役をとる、任意の
について、