で定義された2乗可積分の空間
は無限次元であることを示せ。
が直交無限列。証明略。
とする。
が
の元であることを示せ。
のノルム
を求めよ。
を計算。値は
と
の内積
を計算せよ。
を計算。値は
を
なる実数とし、閉区間
を考える。
に対して
は
の導関数を表す。
は
のノルムであることを示せ。
についての三角不等式から。
は
の閉部分空間であることを示せ。
は
の閉集合なので、
が連続写像であることを示せばよい。
となる
の列について、
から
よってこの写像は連続。
は閉集合。
で
と
とは同値であることを示せ。
がノルムになっていることの証明は略。
をとって、
について
を成立させることができればよい。
を示す。
に対してある
が存在し、
が成立。

とすればよい。
全体を数列空間と呼び、
と書き表す。
は
のノルムであることを示せ。
を示す。
について、ある
が存在し、
は任意に小さくできるので、
が成立。
がバナッハ空間であることを示せ。
の任意のコーシー列
について、
を固定した
もコーシー列になることを示せば
に対して、ある
が存在し、
について
が成立する。
なので
を任意に固定した個々の
もコーシー列で、収束先
、
が存在する。
とする。
を、
で連続な関数とし、線形作用素
を
とする。
は有界作用素、すなわち連続作用素であることを示せ。
は有界閉区間で連続なので有界。最大値が存在する。

を
と定義する。
は有界作用素ではないことを、関数列
および
を計算して示せ。
、
をヒルベルト空間とする。線形作用素
およびその逆作用素
が有界作用素であれば、
の共役作用素
について、
であることを示せ。

について、

