制御論第二
のバックアップ(No.6)
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制御論第二
へ行く。
1 (2007-10-09 (火) 00:04:46)
2 (2007-10-09 (火) 02:36:21)
3 (2007-10-09 (火) 04:45:44)
4 (2007-10-22 (月) 11:48:01)
5 (2007-10-22 (月) 21:12:29)
6 (2007-10-23 (火) 12:33:49)
7 (2007-10-25 (木) 14:49:16)
8 (2007-10-29 (月) 11:49:57)
9 (2007-11-05 (月) 11:55:18)
10 (2007-11-12 (月) 11:35:24)
11 (2007-11-19 (月) 11:47:12)
12 (2007-11-19 (月) 18:27:20)
13 (2007-11-26 (月) 11:58:36)
14 (2007-12-03 (月) 11:52:15)
15 (2007-12-05 (水) 15:16:54)
16 (2007-12-10 (月) 11:36:55)
17 (2007-12-10 (月) 23:54:02)
18 (2007-12-17 (月) 11:41:39)
19 (2008-01-21 (月) 11:43:27)
20 (2008-01-28 (月) 11:31:20)
21 (2008-01-28 (月) 14:48:47)
22 (2008-02-02 (土) 17:11:34)
23 (2008-02-02 (土) 21:47:49)
24 (2008-02-03 (日) 10:44:33)
25 (2008-02-03 (日) 22:24:46)
26 (2008-02-04 (月) 01:54:29)
27 (2008-02-04 (月) 02:39:53)
これ以前は
前のwiki
へ
行列
をジョルダン標準型に
に標準化すると、
(中略)
状態空間表現での
をラプラス変換すると
線形時不変システムの状態空間表現と伝達関数表現の対応。
安定性
平衡点
状態空間表現でのシステム
について、
となる点を平衡点と呼ぶ。
平衡点まわりの安定性
任意の正数
に対して、
からの距離が
未満である初期値から時間を進めたときに、
それより先の任意の時点で
からの距離が
未満に留まるような正数
が存在するなら、その系は安定。
さらに
で
に収束するなら、その系は漸近安定であるという。
線形時不変システム
について、
ジョルダン標準系に直して、
の安定性と
の安定性は一致する。
の固有値の実部が全て負ならば、
は原点に漸近安定。
実部が正の固有値があれば、不安定。
固有値の実部が全て正ではなく、実部が0の固有値がサイズ2以上のジョルダンブロックを成すなら不安定。
それ以外なら安定。
リアプノフの定理。
について、
となる正定値行列
と対称行列
について、
が漸近安定であることと
が正定値であることは同値。
が一意であることは講義では証明略。
として
を選ぶと、正値対称。
ならば、左辺は
になるから、
は
の正値対称な解になっている。
もし
が、実部が非負の固有値を持つなら、その固有値・固有ベクトルを
として、
から、
だが、各項が正なので、
この式は不成立。よって
には実部が非負の固有値は存在しない。
は
の転置
動的システムの構造
相似変換
について、
と変数変換すると、各係数は
と変換される。
どちらも同じ入力に対して同じ出力を返す、同じシステムの別な表現になっている。
入出力関係を変えない変換を、相似変換と呼ぶ。
状態空間表現には、相似変換の分だけ任意性が残っている。
モード分解
状態空間表現の任意性を使って、方程式を理解しやすい形に書き直す。
をジョルダン標準形に直すと、状態方程式をジョルダンブロックごとに
独立した小さな微分方程式に分解できる。
分解された各方程式は、各固有値に対応するモードと呼ばれる。