**物理工学特別輪講・今田先生の班のページ [#m1e8c241] こういうページの利用価値がありそうなら活用しましょう。 -現在のテキスト~ B.K.Chakrabarti, A.Dutta, and P.Sen~ [["Quantum Ising phases and transitions in transverse Ising models">http://www.amazon.co.jp/Quantum-Transitions-Traverse-Lecture-Physics/dp/3540610332]]~ Springer Berilin 1996 **発表予定 [#i07da886] //ここから下に追加 5/26, 6/2休講 ***問題とメモ [#c77ff84f] (1) #mimetex(A_{lm}=-(\delta_{l,m+1} + \delta_{l+1,m}+E\delta_{l,m}) \\ l,m=1,2,\ldots N) と定義するとき、Eについての方程式 #mimetex(\det A_{lm}=0) の解は? →この解は、 #mimetex(E=2\cos (\frac{\pi}{N+1} l)\\ l=1,2,\ldots, N) 縮退はどのように解けるか。(0次摂動の状態ベクトルの成分はどうなるか?)0次摂動の状態のベクトル成分を #mimetex(c_{1_s n}) と書く。 ただし、sは縮退が解けた後の第一励起状態を区別する添え字で、ベクトル成分は次の式で定義する。 #mimetex(|\Psi^{(0)}_{1_s}> =\sum_i c_{1_s, i} S_i^z \prod_k |+>_k) このベクトル成分は、方程式 #mimetex(\sum_m A_{nm}c_{1_s,m} = 0) で決定されるのだが平面波型の解 #mimetex(c_n = Ae^{ikn}) を仮定すると摂動エネルギーと合わない。